2008年改訂/禁無断転載
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※ 各種情報については、随時更新していますが、間に合わない場合もありますので、
  最新の情報をご確認いただいた上で、ご利用下さい!

・本欄に掲載した基準値および疾患例は、あくまで参考として供するものです。

・基準値は「正常な人の95%が当てはまる値」と理解して下さい。なお現在では「正常値」という用語は好ましくないとされあまり使われていません。
・基準値は検査方法、機器の種類、試薬の種類などによって、微妙に異なってきます。
・基準とされる値も、文献によって多少異なっており、下記の数値は絶対的なものではありません。
 
検査項目
基準値の範囲
高値(増加)疾患例
低値(減少)疾患例
血圧
血圧(BP) 収縮期:100〜140mmHg
拡張期:60〜90mmHg
高血圧症 低血圧症 

 

尿pH 6.0前後 尿路感染症 栄養不良、発熱、糖尿病
尿糖(US,UG,Z) 陰性(−)
弱陽性(±)
《陽性》糖尿病、膵炎、甲状腺機能亢進症、、肝機能障害、薬剤性(ステロイドやサイアザイド系利尿降圧剤の服用中)、妊娠
 -
尿たんぱく(P,E) 陰性(−)
弱陽性(±)
《陽性》急性・慢性腎炎、ネフローゼ症候群、尿路系疾患、二次性腎疾患、妊娠中毒症 
 -
尿潜血(OB) 陰性(−)
弱陽性(±)
《陽性》尿路結石、腎炎、腎臓癌、膀胱癌、激しい運動  -
尿ケトン体 陰性(−) 《陽性》糖尿病、高熱疾患、絶食、下痢・嘔吐(脱水)など - 
便潜血(OB) 陰性(−) 《陽性》食道静脈瘤、胃潰瘍、食道癌、急性胃粘膜病変、胃潰瘍、胃癌、十二指腸潰瘍、クローン病、ポリープ、潰瘍性大腸炎、大腸癌、痔、紫斑病、白血病   -
検査項目
基準値の範囲
高値(増加)疾患例
低値(減少)疾患例
赤血球数
(R,RBC)
男性:440万〜560万個/μL
女性:380万〜520万個/μL
多血症(赤血球増加症)
運動後などの脱水
貧血、妊娠後期
ヘモグロビン(血色素)値
(Hb)
男性:14〜18g/dL
女性:11〜15g/dL
多血症(赤血球増加症)
運動後などの脱水
貧血、膠原病、感染症、妊娠後期
ヘマトクリット値
(Ht,Hct)
男性:42〜45%
女性:38〜42%
赤血球増多症
運動後などの脱水
貧血
白血球数
(W,WBC)
3,500〜9,800/μL 細菌感染症、外傷、炎症性疾患、心筋梗塞、白血病 、骨髄増殖性疾患
(妊娠、ステロイドの服用、喫煙でも高くなる)

ウイルス感染症の初期、再生不良性貧血 、薬剤の副作用
白血球分画 好中球
40-60%
1830〜7250/μL 肺炎、髄膜炎、慢性骨髄性白血病、心筋梗塞、ステロイド剤の使用など ウイルス感染症、薬剤性(抗癌剤、抗甲状腺剤、消炎鎮痛薬など)再生不良性貧血、など
好酸球
0-6%
0〜700/μL 花粉症、喘息等のアレルギー性疾患、寄生虫感染など 再生不良性貧血など
好塩基球
0-2%
0〜150/μL 慢性骨髄性白血病など  
単球
3-7%
200〜950/μL 結核、膠原病、急性肝炎、肝硬変など  
リンパ球
26-46%
1500〜4000/μL ウイルス感染症、リンパ性白血病、百日咳など エイズ、全身性エリテマトーデス、うっ血性心不全など
血小板数
(plt,PLT)
15万〜40万/μL 慢性貧血、骨髄機能亢進 白血病、再生不良性貧血、薬剤による骨髄抑制、特発性血小板減少性紫斑病 、DICなど
プロトロンビン時間
(PT)
12〜14秒
(試薬、機器により異なる)
《延長》肝疾患、DIC(播種性血管内凝固症候群)、ビタミンK欠乏症、ワルファリン投与時、血液凝固因子欠損症 -
トロンボテスト
(TT)
70〜130%
(ワルファリンの治療効果判定のために行うことが多い)

-
-
検査項目
基準値の範囲
高値(増加)疾患例
低値(減少)疾患例

 

 

血清総たんぱく
(TP)
6.5〜8.0g/dL
多発性骨髄腫、マクログロブリン血症、肝硬変 ネフローゼ症候群、栄養不良、消化吸収障害、肝硬変、癌
*妊娠・経口避妊薬の使用でも低くなる
アルブミン
(ALB,Alb)
3.7〜5.2g/dL 多発性骨髄腫、マクログロブリン血症、脱水 ネフローゼ症候群、栄養不良、消化吸収障害、慢性肝疾患、肝硬変、腎疾患、熱傷
蛋白分画 アルブミン(Alb) 60〜65%

急性炎症型:Alb↓,α1↑,α2↑
慢性炎症型:Alb↓,α1↑,α2↑,β↓,γ↑
急性肝障害型:Alb↓,α2↓,経過とともにγが徐々に↑
慢性肝障害型:Alb↓,α2↓,γ↑(血清総蛋白量低下を伴う)
蛋白漏出型:Alb↓,α2↓,β↓,γ↓(血清総蛋白量低下を伴う)
ネフローゼ型:Alb↓,α2↑,β↑,γ↓
妊娠型:Alb↓,β↑(血清総蛋白量低下を伴う)

α1−グロブリン 1.7〜5.0%
α2−グロブリン 6.2〜12.5%
β−グロブリン 8.3〜16.3%
γ−グロブリン 10.7〜20.0%
総ビリルビン
(TB)
0.2〜1.0mg/dL 慢性肝炎、肝硬変、肝臓癌、胆石症 、胆のう炎、膵癌など -
AST (GOT)
10 〜40 単位/ L

心筋梗塞、急性肝炎、筋肉疾患、慢性肝炎など

尿毒症、糖尿病性ケトアシドーシス、脚気
ALT (GPT) 5〜40 単位/ L

急性肝炎、胆石症発作など

尿毒症、糖尿病性ケトアシドーシス、脚気
アルカリフォスファターゼ
(ALP)

90 〜260 単位/ L (SSCC法)
*測定方法、基準値は検査施設によって範囲は異なる

(黄疸あり)
アルコール性肝炎、閉塞性黄疸、急性肝炎
(黄疸なし)
転移性骨腫瘍、副甲状腺機能亢進症、慢性肝炎、肝硬変、骨折など

*成長期の小児では成人の2〜3倍の値になることがある

-
γ-GTP
(γグルタミルトランスペプチダーゼ)

男性:8〜61単位/L
女性:5〜24単位/L
小児:0〜20単位/L
新生児:50〜150単位/L

アルコール性肝炎、急性肝炎、慢性肝炎、肝硬変、胆道系疾患
ステロイドまたは抗てんかん薬を服用している場合

-
LDH
(乳酸脱水素酵素)
200〜390単位/L(GSCC法) 肝疾患(急性肝炎、肝癌)、心疾患(心筋梗塞、うっ血性心不全)血液疾患(悪性貧血、白血病)筋肉疾患、悪性腫瘍(膵癌、大腸癌等)、間質性肺炎など
*過度の運動で軽度上昇
-
尿素窒素(血清)
(BUN,UN)
8〜20mg/dL
急性腎炎、慢性腎炎、ネフローゼ症候群、腎盂腎炎、腎結石、腎腫瘍、脱水症、高熱、うっ血性心不全、尿路結石
尿崩症、肝不全、低蛋白食
クレアチニン(血清)
(CRE,Crea)
男性:0.7 〜 1.2 mg/dL
女性:0.5 〜 0.9 mg/dL

急性糸球体腎炎、慢性糸球体腎炎、急性腎不全、慢性腎不全、脱水症、火傷、うっ血性心不全

筋ジストロフィー、尿崩症、妊娠初期
クレアチニンクリアランス 男性:90 〜 120mL/min
女性:80 〜 110mL/min
妊娠、糖尿病の初期、激しい運動、高蛋白食 腎障害、尿路結石、前立腺肥大、心不全、肝不全
尿酸(血清)
(UA)

男性:4.0〜7.0 mg/dL
女性:3.0〜5.5 mg/dL

高尿酸血症、痛風、慢性腎不全、 骨髄腫、白血病
薬剤性:サイアザイド系降圧利尿薬、ループ利尿薬の服用

・2.0 mg/dL 未満:低尿酸血症
特発性腎性低尿酸血症、糖尿病、肝硬変
アスピリンの大量服用
総コレステロール
(TC)
120〜220 mg/dL 脂肪食過剰摂取、高コレステロール血症、糖尿病、肥満、甲状腺機能低下症、ネフローゼ症候群、ステロイド剤投与、など 家族性低コレステロール血症、甲状腺機能亢進症、 アジソン病、慢性肝炎、肝硬変、貧血、白血病、吸収不良症候群、など
HDL-コレステロール
(HDL-C)
40〜60 mg/dL - 動脈硬化症、虚血性心疾患、高血圧症、糖尿病、肥満、喫煙、運動不足
中性脂肪
(TG)
30〜150 mg/dL 高脂血症、過剰脂肪摂取、過剰糖質摂取、飲酒、糖尿病、動脈硬化症、肥満症、薬剤性など 甲状腺機能亢進症、肝硬変、吸収不良症候群など
空腹時血糖
(BS,BG,GLU,Glc)
60〜110 mg/dL 糖尿病、アルドステロン症、褐色細胞腫、肝硬変、慢性膵炎、ステロイド剤の投与
血糖降下剤の過剰投与、副腎機能低下症、吸収不良症候群
Hb A1c
4.3〜5.8 % 糖尿病 溶血性貧血
検査項目
基準値の範囲
高値(増加)疾患例
低値(減少)疾患例
赤血球沈降速度
(赤沈、血沈、ESR)
男性:1〜10mm/時間
女性:3〜15mm/時間
100mm以上:多発性骨髄腫
50mm以上: 慢性関節リウマチなどの膠原病、肺結核
15mm以上:感染症、 悪性腫瘍 、心筋梗塞、貧血、妊娠後期

うっ血性心不全、DIC、赤血球増加症

CRP
(C反応性たんぱく)
陰性
または0.3mg/dL 以下(測定施設により異なる)
《陽性の場合》
高度(5+〜6+)
細菌感染症、結核、慢性関節リウマチ、敗血症、悪性腫瘍 など
中等度(2+〜4+)
多発性動脈炎、悪性リンパ腫、クローン病、心筋梗塞、外科手術 など
軽度(±〜1+)
ウイルス感染症、SLE、白血病、妊娠、貧血、気管支喘息、など
-
ASO
(抗ストレプトリジンO)
小児:250単位以下
成人:166単位以下
急性リウマチ熱、急性糸球体腎炎、猩紅熱、その他の溶連菌感染症
-
酵素 クレアチンキナーゼ
(CK,CPK)
【JSCC法】
男性:58〜348単位/L
女性:29〜145単位/L
急性心筋梗塞、横紋筋融解症、筋ジストロフィー、多発性筋炎、甲状腺機能低下症、、脳出血、脳梗塞など
甲状腺機能亢進症、 妊娠など