2007.5改訂

《食品と相互作用のある医薬品》
(健康食品・サプリメントは別途掲載)

食品名 影響を受ける恐れのある代表的な医薬品
 ( )内は主な商品名
相互作用の内容
グレープフルーツ
スイーティー
文旦(果肉およびジュース)
カルシウム拮抗薬(血圧降下剤)の大部分
・ニソルジピン(バイミカード)
・マニジピン(カルスロット)
・ニカルジピン(ペルジピン)
・ベニジピン(コニール)
・ニフェジピン(アダラート、セパミット)
・フェロジピン(スプレンジール)
・ニトレンジピン(バイロテンシン)
抗HIV剤
・サキナビル(インビラーゼ)
免疫抑制剤
・シクロスポリン(サンディミュン、ネオーラル)
薬物の分解を阻害
(作用増強)
酸度の高いジュース 抗生物質・アンピシリン(ビクシリン)
・エリスロマイシンン(エリスロシン)
・ロキタマイシン(リカマイシン

成分が酸性で分解
抗生物質のドライシロップ製剤・セフカペンピボキシル(フロモックス)
・クラリスロマイシン(クラリス、クラリシッド)
薬剤のコーティングが分解されて苦味が出てくる。
牛乳・乳製品

テトラサイクリン系抗生物質
・ミノサイクリン(ミノマイシン)
・テトラサイクリン(アクロマイシン
・ドキシサイクリン(ビブラマイシン
ニューキノロン系抗菌剤
・ノルフロキサシン(バクシダール)
・シプロフロキサシン(シプロキサン)
・オフロキサシン(タリビッド)
・レボロフロキサシン(クラビット)
・エノキサシン(フルマーク)
・ロメフロキサシン(ロメバクト)
・スパルフロキサシン(スパラ)
・トスフロキサシン(オゼックス)

カルシウムと結合して
吸収低下=作用減弱
角化症治療剤・エトレチナート(チガゾン)
抗真菌剤・グリセオフルビン(グリセチンV)
吸収増大=作用増強
アルミニウム塩を主剤とする制酸剤・水酸化アルミニウムゲル
水酸化マグネシウム(マーロックス)
大量の牛乳との併用でミルク-アルカリ症候群(高カルシウム血症、アルカローシス等)が現われる
アルコール 抗不安薬
・ジアゼパム(セルシン)
睡眠薬
・トリアゾラム(ハルシオン)
・ニトラゼパム(ネルボン)
抗精神病薬
・クロルプロマジン
抗てんかん剤
・カルバマゼピン(テグレトール)


中枢神経抑制作用の増強
(中毒の恐れ)
解熱鎮痛薬
・アセトアミノフェン
肝毒性の増強
抗凝固剤 ・ワルファリンカリウム(ワーファリン)
抗うつ薬
・アミトリプチリン(トリプタノール)
強心剤
・ジゴキシン(ジゴシン)
・ジギトキシン(ジギトキシン)
・メチルジゴキシン(ラニラピッド)
薬剤の分解抑制
(作用増強)
抗潰瘍剤 ・シメチジン(タガメット)
・ラニチジン(ザンタック)

アルコールの作用を増強
(急性アルコール中毒)

抗真菌剤
・グリセオフルビン
セフェム系抗生物質

ジスルフィラム作用
→二日酔いの状態になる
ビタミンK含有食品
(納豆、クロレラ、緑黄色野菜)
抗凝固剤・ワルファリンカリウム(ワーファリン) 効果減弱

フロクマリンを含有する食物
(セロリ、ライム、ニンジン、パセリ、
イチジク、アメリカボウフウ、カラシ等)

尋常性白斑治療剤・メトキサレン(オクソラレン)

光毒性を増強させるおそれが考えられる。(光線過敏症発現のおそれ)

カフェイン
(コーヒー、紅茶、緑茶等)
抗不安薬
・ジアゼパム
効果減弱
気管支拡張剤・テオフィリン(テオドール)
中枢神経興奮作用の増強
(頭痛など)
高蛋白食(肉類) アルミニウム塩を主剤とする制酸剤・水酸化アルミニウムゲル
水酸化マグネシウム(マーロックス)
不溶性リン酸アルミニウムの形成
ペニシリン系抗生物質
・アンピシリン(ビクシリン)
テトラサイクリン系抗生物質
・テトラサイクリン(アクロマイシン

薬物血中濃度低下
(効力低下)
気管支拡張剤・テオフィリン(テオドール)
・アミノフィリン(ネオフィリン)
薬物の代謝促進
(作用減弱)
高血圧症治療剤・プロプラノロール(インデラル) 薬物血中濃度上昇
(作用増強)
抗パーキンソン剤・レボドパ(ドパストン) 腸管からの吸収阻害
(効果減弱)
高脂肪食 EPA剤・イコサペント酸エチル(エパデール)
消炎鎮痛剤
・インドメタシンファルネシル(インフリー)
高脂血症治療剤
・プロブコール(シンレスタール)
ビタミンK2剤
・メナテトレノン(ケイツー、グラケー)
薬剤が脂肪とミセルを形成し、吸収が増大
(作用増強)
赤身魚(マグロ等) 抗結核薬・イソニアジドメタンスルホン酸ナトリウム
(ネオイスコチン)
頭痛、紅斑、嘔吐、そう痒などのヒスタミン中毒を起こすことがある
チーズ・ワイン 抗結核薬・イソニアジドメタンスルホン酸ナトリウム
(ネオイスコチン)
(パーキンソン病治療薬)
塩酸セレギリン(エフピー)

動悸、頭痛、血圧上昇などの発現
急な血圧上昇、顔面紅潮、発汗、動機

 


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