一般社団法人 沖縄県薬剤師会

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〒903-0125 
沖縄県中頭郡西原町上原1-26-1

TEL :(098) 946-1185   FAX :(098) 944-0567

営業時間:平日 8:30〜18:30
       土日 休み  
神山 侑子
城西大学卒
(平成28年7月入社)
石川 有美子 
城西大学卒
(平成28年6月入社)
新入職員紹介  よろしくお願いします!
抗がん剤など調剤者に有害な薬品の調製時に使用。
有害な薬品の曝露を防ぐために室圧を陰圧(-圧)に保つ
<ハザード室>
高度な製剤技術や安心できる調剤・製剤環境には、空気中の浮遊微粒子や微生物の制御(コンタミネーション・コントロール)が不可欠。設置されたクリーンベンチは薬剤専用に設計・開発された新しいクリーンシステム。
ワゴンテーブルは、ステンレスのなかでも耐久性に優れた素材で制作されている。クリーンルーム用丸椅子はホコリが出ないタイプ。
無菌的な作業が必要な薬品の調剤時に使用。外部からの微生物や遺物侵入を防ぐために室圧を陽圧(+圧)に保つ。
<無菌調剤室>
無菌調剤室とハザード室の間にパスボックスを設置。
2段で3方向型の特殊です!(前室側から撮影)
エアシャワー(写真左)は、無菌室側(クリーン側)と前室側(ダーティー側)の扉が同時に開くことを防止するインターロック機能を備えている。手洗い器(写真右)は、タッチレスセンサー付き水栓のオールステンレス製。ロッカーも設置。
無菌調剤室(クリーン側)と外部(ダーティー側)とのバッファエリア(弛緩地帯)。身支度し、手指の洗浄・消毒を行う。
<前室>
着圧ダンパー:無菌調剤室への室外空気の流入を防止するため、室内気圧を高くしている(陽圧)。その気圧差を調節する役割をしている。
マノスターゲージ:無菌調剤室とハザード室の2室の微差圧計測機器。

共に無菌調剤室入口ドアの上に設置されている。
着圧ダンパー(中央)とマノスターゲージ
室外がらエアシャワーの様子が見学できる窓付きです
バイオハザード対策用キャビネット(写真上)
幅90センチのコンパクトサイズで、30%屋外排気、70%キャビネット内循環式で効率的な設計
<無菌調剤室外観>
【 沖縄県薬剤師会共同利用無菌調剤室 】
 地域医療再生臨時特例基金事業からの補助金を受けて、会営薬局うえはらにクリーンベンチと安全キャビネットを備えた共同利用のための無菌調剤室(クリーンルーム)を整備いたしました。
 平成24年度調剤報酬改定では、保険薬局の無菌製剤処理加算に関する施設基準のうち5平方メートル以上の専用の部屋を設置するという項目を削除する要件緩和がなされました。これにより、各薬局においては専用の部屋を改めて作る必要がなくなり、クリーンベンチが設置しやすくなりましたが、今回の施設整備事業の対象となる共同利用のための無菌調剤室は、高度な無菌製剤処理に耐えうる内容であり、具体的にはIS014644-1に規定するクラス7(空気1nf中に0.5μmfJ.上の粒子が352,000個以下)以上の空気の清浄度を担保できる部屋が必要となっています。ちなみに、会営薬局うえはらのクリーンベンチ内はクラス5 (同3,520個以下)を採用しました。
 すぐに来て使用できるものではなく、共同利用の場合は事前に無菌調剤室提供薬局と処方せん受付薬局との間で指針の策定や研修の実施等を記載した契約書を取り交わす必要があり、処方せん受付薬局は保健所に薬局の構造設備の概要の変更届を出す必要もあります。薬事法の改正により、最初の手続が大変な感じもしますが、雛形の提供、説明会、研修会等を開催し分かり易くしていきます。
 これからは在宅医療も薬局の担う大きな仕事のーっとなってきます。抗癌剤や高カロリー輸液等が必要なときに、自宅近くのかかりつけ薬局、薬剤師から無菌調製薬を在宅で使用できることが理想だと思います。そのかかりつけ薬局にクリーンベンチ等がない場合は、その受け皿として会営薬局うえはらを利用していただければと思います。
 今後、チーム医療の中で、在宅患者の薬物療法を安心して薬剤師に任せていただき、地域医療連携を進めていけるよう各地で順次整備して行く予定です。
会営薬局うえはら
共同利用のための無菌調剤室が完成しました
 
(沖縄県薬剤師会会報 平成26年1・2月号掲載)
受付・会計窓口
仲真良重薬局長を囲んで。広報委員会
(前濱朋子氏:左、池間記世氏)
の取材を受けました(薬局長室にて)
会営薬局うえはら
〜会員の中心となる会営薬局として〜
 
(沖縄県薬剤師会会報 平成23年11・12月号掲載)
調剤室の中央に設置されている監査台
服薬カウンター
幸地多美子事務主任にインタビュー
(職員・事務室)
会営薬局としてのこれから

幸地主任は仲真薬局長と共に当会の医療保険委員会メンバーである。会営薬局であるがゆえ、会員から保険請求に関しての問い合わせも多い。「会員に正しい情報を提供しなければならないという緊張感が常にあります。なので、医療保険委員会のメンバーとして勉強できるのは、自分の為でもあるのです。」と話された。
 また、長く勤務していると、当薬局をかかりつけにされている患者さんと共に年をとっている感じがして、そこが“かかりつけ薬局"の良いところだと感じていると話された仲真薬局長。最近は患者さんの高齢化に伴い、一包化が増えていると感じているそうだ。会営薬局として、研修の場であるとともに、模範の薬局にならなければいけないし、会員の支援、医薬分業支援のための薬局として、医薬品の備蓄、管理、医薬品の供給を充実させていかなければならないと思っている。在宅に関しては、「地域再生支援事業からの支援で施設が充実すれば、クリーンベンチを設置し、活用してもらえるようになる。また、地域のかかりつけ薬局と在宅の必要な患者さんの橋渡しをしたりする、拠点となる薬局でありたい。」公務としての介護認定審査会、支払基金審査委員等の他、沖縄女子短期大学の非常勤講師も務めておられる仲真薬局長。若い学生さんへの講義はさぞや楽しいのでは?と伺ったところ、1 0代の子にはついていけない。」と一言。取材中、「もう定年の年齢だから-ー」と強調されていた。いやいや、若い人たちに固まれる生活が、いつまでも若い秘訣なのですね。いつか、講義の様子をのぞきに行きたい・・・きっと、薬局では見られない笑顔が見られる
はず。
                               (聞き手:前演朋子)
研修施設として

現在、認定実務実習指導薬剤師が2名おり、実習生は1期1名を受け入れている。取材当日も1名の実習生がおり、研修中であった。他に、薬剤師の研修、卒後教育の施設として、県内薬剤師の育成を目的に、学生も含め、年齢を問わず多くの現役薬剤師を研修に受け入れている。直接薬局に申し込む方、問屋を通して依頼される方など、受け入れるきっかけは様々である。また、研修期間についても、規定を設けているわけではなく、希望者の目的に合わせて日程や研修内容は決めていく。
薬剤師全体の向上を目指すと常に考えているので、沖縄県薬剤師会の会員、非会員を問わず受け入れている。が、非会員からは研修資料代はもらっているとのこと。病院薬剤師で勤務後、調剤薬局への転職のための研修や休業中の薬剤師の掘り起こし、職場復帰前の研修といったケースも多い。これまで、卒後研修で46名、医薬分業に対応するための研修を入れると300名以上の研修を受け入れている。
面分業の始まり

職員として勤務年数が一番長い事務主任の幸地多美子氏にオープン当初の話を伺う。
当時は、沖縄県薬剤師会は医薬分業の走りとして、まず琉大病院を皮切りに院外処方発行にこぎ着けることができた。オープン当初は、診療科1科(小児慢性疾患と成長ホルモン)のみでスタートし、順次、耳鼻科、整形外科と他の診療科も院外処方が増えていき、
薬局の使命も点分業から会員のための面分業にシフトを移行していった。その聞にレセコンも導入される。また、琉大病院からの処方を面で受けるにあたって、浦添と宜野湾地区では、薬剤師、医療事務の勉強会が行われていた。その後は、各官公立病院がどんどん院外処方発行に踏み切っていき、研修施設としての役目を果たしてきた。
沖縄初の会営薬局

平成4年に薬剤師会初の会営薬局としてオープン。3回の転居を経て、現在の場所に移転したのが、平成12年。1階建て、約90坪の建物で薬局と事務所が入っている。平成11年より薬局長が仲真良重先生となり、現在、職員数は薬剤師11名(うち非常勤5名)、事務職員1名、医療事務7名である。営業時間は平日8時30分"-'1 8時3 0分、土曜日は小分け業務のみ10時"-'1 4時となっている。琉球大学医学部附属病院(以下、琉大病院)、他30施設余から約3,000枚/月の処方筆を受け、会営薬局として、140件/月の小分け業務にも対応している。現在、在庫医薬品は調剤用2,000品目、
OTC150品目である。

行き交いし易くコーナー化された調剤室